2011年6月26日日曜日

ビール買い出し紀行

王滝のダメージ(特に自転車の)も癒えたし、天気も持ちそう。となるといよいよやる時が来たんじゃないだろうか?

そう、前回うやむやになってしまった「時の」へのツーリングだ。このコースは元々日帰りとして計画していたので、せっかくだから日帰りで行ってみよう。コースとしては松田から登って行くのが真っ当だとは思うのだけど、同じコースを往復するのは芸が無いので箱根経由にして、ついでに芦ノ湖にも寄る欲張りコース。大体150-160km位か。うっちーに誘われながらも行けなかったセンチュリーライドの借りがこれで返せる?

さすがにこの距離を走った事は無いので、今日の目標は「とにかく完走。無理はしないこと!」ということで、朝6時に出発!心拍が140位になったらそれ以上は漕がないようにして小田原を目指す。二宮で、よく見る、黄色いタオルを腰に下げらおじいさん(失礼!)のクロスバイクに行き会う。8時頃だと逆方向に走っている事が多いから、この辺りから江ノ島方面に往復しているのだろうか?

江ノ島から1時間で酒匂川を超え、箱根をゆっくりと登るが、上は雲の中だ。登り始めるとすぐに霧に巻かれて、更に霧雨も降ってきて寒い。汗をかかないのは良いけど、足を止めると凍えそうだ。2時間で畑宿に到着。いつもならこの辺りから眺望が良くなってくるのだけど、今日は50m先も見えないので正直つまらない。しかし、心拍を抑えて走ると楽だ。凄く遅いのを別にすればだけど、、、


更に30分漕いで甘酒茶屋に到着。霧は晴れて来たけど、雨が本降りになってきた。また雨かよ!ここから芦ノ湖は後少しだけど、着いたら強風の上に霧。結構寒い。止まっていると凍えそうなので先を急ぐ。


湖畔沿いの自転車道で桃源台まで行って、ちょっと登れば仙石原への楽しいダウンヒル、のはずだったけど、路面は濡れてるし、スピードを出すとタイヤが撥ねた水が顔にかかるのでゆっくりと降りる。ああ、ストレスがたまるー。

仙石原から乙女道路をまた登って、トンネル手前で長尾峠に向かうが、すぐに後悔。霧の中を走るので面白くないし、登りも終わらないし。物好きなMTBが1台走っていたけど、向こうの感想も俺と同じだったかも。

暗いトンネルを抜けると、反対側も雨。斜度が結構あるので、ここも徐行、、、というわけで、時の栖には凍えて到着。ここまで75km。何か食べて体温を上げないと風邪を引きそうだ。チーズでも買おうかと思って奥に行くと、冷蔵ショーケースのせいで寒すぎる!試食だけしてとっとと退散(買えよ!)。その代わり、無難にパンを購入。焼きたてで美味しそうだ。さて、缶ビールでも、と思ったが、ここで愕然!缶ビールはセット販売しか無いようだ、、、仕方なく瓶ビールを購入。重そうだ。そしてどうやって持って帰ろうか。娘へのお土産に買ったプチカップケーキも、潰さないで持って帰るのはハードルが高そうだ。

パンを食べた後、苦労してハイドレーションバッグに土産を詰め込む、というかはみ出てるし。かっこわるいのはさておき、落ちないだろうか?

と心配しつつ雨の中を出発。ちょっと心拍を上げないと寒すぎるな〜と思っていたら、1kmも走らないうちに雨が止んだ?というか、この先降っていた形跡がないぞ?

後ろを振り返ると向こうは雨が降っている。なるほど、箱根に風がぶつかるところが雨になっているようだ。ということは素直に松田から上がってくれば雨に遭わなかった訳か、とほほ。

松田までの下りで箱根方面を見ると、箱根だけ雲の中。あそこで雨が降っている訳だなあ。


今回は注意して、246に合流する手前のコンビニで休憩。さっきまで砂糖がたっぷりのホットコーヒーを飲みたかったが、今欲しいのはもちろんアイスコーヒーだ。装備もすっかり乾いたが、巻き上げた砂や葉っぱは後で掃除しなくては。

先週変えて初期伸びが出たシフトワイヤーを張り直して、泣き始めたブレーキを調整したら再出発。

松田で246を降りた方が楽なのは解っているけど、同じコースを帰るのは芸が無いので、厚木まで246で行って、県道43号を目指す事にして246を登る。今日は心拍を抑えているのでここもラクチンだ。距離は120kmを超えているので、残りは30km強と言ったところだろうか?サドルと擦れている箇所が痛くなっているのを除けば、特に疲労はないが、炭酸系の飲み物が無性に欲しくなったのでコンビニで休憩。500mLのコーラは一気に飲めなかったので、これもハイドレーションバッグに詰め込んで、ちびちびやりながら先を急ぐ。後ろから見るとさぞかし怪しい格好だろうが、この年になると恥ずかしくないぞ、多分。

あとは特に特筆する事もなく、4時に帰宅。走行155km、実走行時間は7時間ちょい。まだいけそうだし、センチュリーにはちょっと足りないので、コースを見なおして再挑戦だなあ。