2013年9月17日火曜日

王滝2013秋のレポート

全部入り王滝!今回はお得でした!
雨にぬかるみに始まり、大雨と沢になる道、それから晴れと流れる汗。もう満腹ですorz。
ついでにタイムもちょこっと更新。ついに120kmの参加資格を得たけど、今の体力じゃ無理かなあ。

天気予報は曇りのち雨。12時頃から降り始めるとの予報だったので、我慢出来るかとは思ったが、念のために薄いジャケットとシャンプーキャップ(これが便利なのだ!)を荷物に入れて、体には唐辛子入りのスポーツバームを塗り込む。いつもながら凄い匂いだ。
スタート10分前から雨が結構降って来たので、ジャケットを着たら、5分前に止んでしまったので、どうしようかと悩んだ末に、また脱ぐ。これから登りなので、CP1まではジャケット無しで行きたい。暑いし。

雨が降っていたので写真は嫁さんが撮ってくれたこれだけ
 スタート→CP1
 スタートすると、松原公園のすぐ下からヒルクライムが始まる。パレードランなんて言ってるけど、先導車について行けるのはトップの人たちだけだ。無理をしないで心拍数を常用域に上げて、抜けそうな時はちょっとだけ頑張って、少しづつ前に出る。林道に入ったとき、無理な追い越しをしないでもペースを維持出来る位置にいれば、その後が楽だから、と思っていたら、林道に入って間もなく、何でもないところで後輪から『ブシュ!」と嫌な音が、、、刺さっていたのは小さな刺のような金属だったが、NoTubeの効果もなく、あっというまにぺっちゃんこ。エッジが立っていたので、刺さっただけじゃなく、ちょっと切れたのがマズかったみたいだ。
 これで7時間切りは無理かとちょっと落胆したけど、まだ始まったばかりだ。ここでリタイヤは無いし、 まだ無理とも決まった訳じゃないので、パンク修理にかかる。今回は大型のCO2ボンベを用意して来たので、エアは簡単に入る。とりあえずちょっと入れてみたけど、やはり漏れるので、諦めてチューブを入れてガスを入れるけど、ビードが上がらない。ここでポンプを使うと更に時間がかかるので、もう一本を使うと、半分くらい使ったところでビードが上がる。結局6分で修理完了!でも、もうボンベが無い、、、
 再始動したけど、6分の間に後続の大群の中に入ってしまった。2列でしずしずと進んでいるので、これを何とかパスしないといけないのだが、走れるところは真ん中か、それとも端かしかない。というわけで、CP1まではずっと追い抜き。結構無理して走る事になってしまった。というか、なかなか元の位置まで戻れなかったので、結局ずっと追い抜くはめになるのだが、この時はまだ気付いていなかった俺。
 最初のヒルクライムを終えると、しばらく軽いアップダウンが続く。結構ドロドロだ。 ここで今度は前輪から「プシュプシュ」と音がし始める。走りながらタイヤを見ると、白い霧が出てる!「駄目かなあ」と思いながらしばらく走ると、塞がったらしく音が止まった。タイヤの圧を確認すると、まだ大丈夫そうだ。まあ、この程度で止まってくれるなら残りのガスでも補う事くらいは出来そうだ。
 仮設橋まで降りて、登り始めるといつものドロドロゾーンに到着。春は乾いていたけど、今回はいつも通りのドロドロっぷりだ。皆の足取りも重いが、今回の俺のタイヤは29erの2.25インチ。太いので意外なほどグリップが良い。斜度が緩い登りだと、スピードを落とさずに突っ切れるので、ずいぶん楽が出来た。ドロドロにはなったけど、難なくクリア。結構抜けた。これを抜けると、王滝で一番斜度のキツい下りが待っているが、登るよりは余程楽だ。タイヤのグリップも良いのでここでも結構抜けた。雨が激しくなって来たので、一旦止まってジャケットを着ると、まだスポーツバームが効いていて体が温まってくる。結構良いな、これ。CP1には2時間40分程度で到着。目標タイムよりも10分くらい遅い。でも、よく考えてみればどのくらいで走れば7時間を切れるのか調べてなかった(爆)。

CP1→CP2
 CP1からちょっと登ると、後は三浦湖まで基本下りだ。ここで冷えないようにジャケットを着たかったのだ。下り始めると、王滝に来て初めて下りが楽しい!2.25のRacing Ralphはグリップも良いし、クッションも良好!コーナーも吸い付くようにグリップするので次のカーブを見る余裕もある。というか、いつもそんなに余裕が無かったんだ、俺。
ログを見たら、2年前の5-10km/hr増し位で降りてた。ちなみに2年前にどのくらいの速度が出ていたかは内緒だ。恥ずかしいから。
 ハードテイル2台がチェイスしているのに追いついたので、様子見をしていたら、ギャップで大ジャンプ!かっけー、なるほど、ああやってショックを吸収するんだ。真似してみたら、着地の後のブレーキがぎりぎりになってちょっと焦る。フルサスではあんまり意味ないので、地味に舐めて走ろうと反省。
 雨は小やみになったけど、そのせいで砂が顔に飛ぶようになって来た。サングラスも曇って来て良く見えない。そのうち、砂が目に入って、コンタクトに挟まってしまった。痛くて目が開けられない。ダウンヒルの途中だけど、仕方なく路肩に止めてコンタクトを外す。洗おうにも、手も装備もジャリジャリなので、きれいな水が無い。最終的にはハイドレーションのドリンクで洗おうかと思いながらコンタクトを舐めて入れ直すと、何とかなりそうだ。また無駄に止まってしまったけど、既に結構前まで来ているので、周りの人も速い。快適に再スタートして皆を追う。
 無限坂に入ったところで雨がやんだので、ジャケットを脱ぎ(もうジャリジャリだ)、無心に坂を上がる。涼しいので意外なほど楽だが、ちょっと荒れている。来年の5王では注意した方が良さそうだ。CP2には10時ちょっと前に到着。水を補給して再スタート。

CP2→CP3
 ここからは無限坂の続き。チェーンに砂が付いているので、漕ぐたびにジャリジャリ言って重いし、ギヤが減るので心が痛む。財布が傷むのはこの後だけど。時々大きな水たまりとか沢とか(道の上を流れてた!)を通るとちょっとだけ静かになるが、砂はいくらでも供給されるのですぐに元通り。いつもの切り通しを通るけど、カメラを持っていないのでパス!
 CP3への下りに入ってしばらくすると、カメラマン発見!ジャンプに良さそうな土盛りの後ろでカメラを構えてる。OKOK!そういう事ならいっちょやりましょう!ということで真面目にジャンプ!カメラマンが「おおっ!」とか言ってたから、かっこいいのが撮れてると良いなあ。買っちゃおうかなあ。などと考えてるうちに、主催者が「荒れたところには砂利とか入れてますから」と言っていたポイントに到着。砂利じゃないじゃん。これは、簡易舗装だ。ローラーは入ってないけど、アスファルトだし、上に砂が乗ってるから見た目より凶悪だ。気をつけておりよう。転んだら紅葉おろしだ。5王の登りは楽になりそうだけど、舗装じゃ気分が乗らないよなあ。
  時間がヤバそうなのでCP3パス。平坦なところで補給を済ませて最後のツインピークスに向かう。CP3は12時ジャストに通過。

CP3→ゴール
 CP3の後はしばらく急坂の登りだ。急坂は苦手なので、無理せず心拍数の維持に心がける。 ここからどれだけかかるのか解らないので、何となく気が乗らない。1つ目のピークを過ぎて、2つ目のピークに向かうと、Garminが最後のピークまで1.6 kmと教えてくれる。残り時間を計算すると、、、、イケルかも?
 この辺りで天気は完全に回復して、青空も覗き始めた。暑い。というか、今回の王滝で初めて汗をかいた。路面はあっという間に乾いて来て、結構走りやすい。
 最後のピークを12時37分に通過。ということはあと7kmを20分で走りきれば7時間を切れる。平均速度は20km/hrということは、トラブルが無ければ何とかなりそうだ。しかしここはパンクのメッカ。俺のタイヤは前後穴だらけだし、空気圧も下がってるっぽい。安全第一かつナルハヤでGo!
 降り始めてすぐの小さな水たまりが真っ赤でちょっとビビる。どうみても「アレ」の赤だ。 水で薄まってるから実際はあまり多くはないのかもしれないけど、キツそうだ。自力でリカバー出来たのだろうか?この後、更に気を付けて降りたのは言うまでもない。
 林道も下の方までくると、直線ーヘアピンー直線というパターンで道が続く。解ってるはずなのに、 突っ込みすぎてブレーキがぎりぎり。カウンターを当てたままカーブを曲がってしまった。とほほ、ここで転んだら元の木阿弥だよ。
 最後の直線でちらっと時計を見ると、まだ5分以上有る!漕ぎ倒して6時間55分でゴール。うわー、微妙。微妙だけど7時間を切れたので結果オーライってことで。
 松原公園まで戻ったら、タイヤはふにゃふにゃ。良く持ってくれたなあ。ご苦労様。俺はこれから焼き肉だけどなっ!

反省
1.Notubeがイマイチ役に立たなかったのは、使い残しのヤツを使った為かもしれない。穴に大きなゴム粒が挟まって、その間をより小さな粒が埋める事によって穴を塞ぐはずなんだけど、今回は大きな粒が見当たらなかった。Notube液は新しいのを買い直そう。

2. バッグの中の装備までドロドロになった。濡らしたくないものは更にビニールに入れておこう。

3. またもや、サスのロックをかけたままDHしてしまった。次こそは!





0 件のコメント:

コメントを投稿